社長挨拶

世代をこえて愛されるお惣菜を

社長挨拶

私の曾祖父で創業者・酒井岸郎から数えて四代目となり、歴史の深さと重さを感じております。当社の創業は砂糖の行商で、戦後、祖父・益吉が砂糖を使用して佃煮の製造・卸をはじめました。そして先代の父・益幸が佃煮の製法を応用して惣菜業に進出し、当社は時代の流れと共に業態を変えながら、日本の食文化を豊かにするために尽力して参りました。

食品業界ではマーケットの大きさを胃袋の数で例えることがよくあります。日本の人口は2008年の1億2,808万人をピークに減少に転じており、それは胃袋の数も減少しているということになります。2060年には8,674万人になると予測しているデータもあります。このような状況下でどのように経営をしていくかを常に考え、従業員や取引先様など皆様の力をお借りしながら、今後も豊かで美味しい日本の食文化を築く一助となれるよう、邁進して参ります。

当社が50年後、100年後も事業を継続していくためには、「お客様に選ばれる食」を提供していくことだと考えています。人口減少化では業界再編や事業縮小、廃業など同業者の減少も必至です。一人でも多くのお客様に支持していただける会社を目指しますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。